2024年9月八重山の旅のコンセプトは、海に全振り&リラックスモード全開!『西表島ホテルで過ごす10日間 鳩間–西表間癒しの海の旅』
今回は、9日目 朝の様子から鳩間島周辺シュノーケリングツアー6回目前編までをお届け♪
8日目 鳩間島散策からツアー後半の様子はコチラ↓

ツアー日最後の朝
今日はツアー最終日。明日は現実社会に帰る日です。全力で楽しもう。
今日の朝食は『ウインナー、筑前煮、サワラ、えびシュウマイ、ポテトサラダ、サーモン、野菜たち、納豆、ご飯、アーサ・モズク・ゆし豆腐の味噌汁』です。
月が浜へ
朝食後、月が浜の偵察です。ホテルと月が浜をつなぐプールに降り注ぐ日差しを見るに、今日のお天気は問題なさそうです。
でも、今回の夏休み、徐々に下り坂なのです。雲はどんどん多くなり、海はどんどんシケてゆく。連日ツアーに参加している私としてはもう修行のようです。
今日のホテルも綺麗。八重山地方の住宅に使われる赤瓦は常夏の島によく合います。
今日の月が浜。実は旅行記を更新するのは数か月ぶり。久しぶりに写真を見たらめちゃくちゃ綺麗だなーと思いますが、この時はドン曇りだし、風もあるし大丈夫かなぁと思っていました。
うなり崎方面も空は明るいけれど雲が多いです。でも海は各段に綺麗だなぁ。
浦内川方面の空は怪しい雰囲気。沖ではスコールが降っていそうな空をしています。連日のツアーでさすがに疲れも出てきています。海がシケていると体力的にもしんどいのです。
普段は平らなビーチにこんな段差が出来ています。要するに波が高いということ。海上と浜では違うだろうけれど、若干萎えます。
そうそう、水中の写真を撮る際、死んだ珊瑚や岩を掴んで撮影する技を身に付けました。素手で触ると怪我をしそうなので、ホテルのショップでグローブを探すことに。
しかし、残念ながら取り扱いは無いとのこと。来年は持参しようと思います。右手にカメラ、左手にグローブ。
よし、最終日、頑張りますか!
ツアースタート
ホテルで身支度を整えてツアースタートです。
上原港が遠ざかっていきます。この景色を見られるのも、今年は今日が最後。目に焼き付けます。
出発してすぐに水面のキラキラ。この光景も毎日拝むことができました。
写真で見ると綺麗なだぁと、心穏やかに思うのですが、実際には水しぶきがバンバン入り、かなりアドベンチャーです。でも、最終日はこれくらいワイルドな方が飽きなくてOK。
真っ青な海。とても綺麗。連日のツアーになると、朝起きると昨日の疲れがとれておらず、辛いなーと思うこともあるのですが、この景色を見るとテンションが上がります。
バラス島
今日はまず、バラス島へ。
奥の平な島が鳩間島、その左手前にある白く映っているのがバラス島です。この日は水没していたので眺めるだけ。こんな日もあるのです。やっぱりこの島で見て体験する全てが、いつでも当たり前に出来るものではないんだよねー。
10年前のバラス島は船が何艘も上陸できたし、バージンロードを作って、結婚式をしている人もいました。10年後になくなるなんて、当時は想像もできなかった。今この瞬間の感動を大切にしようと思います。
海は綺麗だけれど、広範囲に雲がかかっています。
ポイント1 枝&テーブル・・・とおまけ
第1ポイントに向かっている途中、船長がコレを捕まえてくれました。
小さな『ウミウシ』です。ツアーでは初めて見ました。荒れているから入ってきたのかなぁ。
いろんな色のものがあるけれど、この子は黒と茶の斑点に赤のアクセント。とても可愛かったです。ひとしきり写真を撮りまくり、ポイントに向かいます。
今日のはじめのポイントはエダサンゴとテーブルサンゴのポイント。まずはエダサンゴとデバの競演です。でも、この白いエダサンゴは、もうすぐ死にゆく運命です。
2024年の夏休みシーズンはほとんど台風が来ず、海水が高いまま。海で泳いでいると暑くてのぼせそうだった、という話も聞きました。その結果、多くの珊瑚が白化して死んでしまったなという印象です。
枝・テーブル・デバ・ルリ・ウメイロ等の稚魚たち。手前のエダサンゴは白化が進み茶色くなっています。後ろのテーブルサンゴも白化していますね。元気なテーブル珊瑚は色が入り、形が綺麗に丸くなっていますが、これは白いだけでなく形もギザギザしています。
リーフ際の幻想的な景色です。この日の海上はやはり、流れがあるというより波が高く、魚も人も波のリズムに合わせて体が揺られています。かなり面白い。
一度船にあがり、次のポイントを目指します。
海からあがり、船から見た鳩間島。今年はこれで見納め。感傷に浸っていたのでしょうか。。
ポイント2 テーブルサンゴ
次はテーブルサンゴがメインのポイント。
左側のピンクのテーブルサンゴも、綺麗ですが白化現象です。最後のツアー、たくさん写真を取ろうとしてたのですが・・・
昨日、上手く充電できなかったのと、SDカードのメモリが足りなくなり、一旦船に戻り仕切り直したため、第2ポイントはあまり写真がありません。
パステルカラーの珊瑚は全て白化現象。この珊瑚たちは、来年にはもうありません。これを養分として、新しい珊瑚が育つことを願います。
デバとオヤビッチャの競演。この青と黒のシマシマがちょっと苦手です。でも『ニシキヤッコ』という青と黄色のシマシマの魚や、インド洋固有種の『パウダーブルーサージョンフィッシュ』という、青い体に黄色のヒレが付いている魚はお気に入り。
このポイントはこれで終了。鳩間島でランチタイムです。あー、最終ツアー前半が終わってしまった。
鳩間島でランチ
鳩間島でランチと休息をとるため、船を走らせます。
鳩間島上空はすごい雲。西表島に雲がかかりものすごいスコールを降らせることは、日常的にあるようですが、鳩間島上空にこんな雲がかかる光景は、あまり見たことがありません。
今年は本当に天候には恵まれました。
鳩間島の港『いとま浜ターミナル』にもうすぐ到着。ここは季節になるとパラダとかミジュンという小魚の群れがやってくる場所で、それを追ってクブシミ(イカ)が入ってきます。鳩間島の船長がよく網を掛けてイカを取っていました。
ランチが出来るまで港をウロウロ。何もせず、歩いているだけで楽しい。
本当に奇跡の島だなぁ。来年以降も綺麗な海が続きますように。
そろそろご飯が出来上がるころです。
今日はゴーヤカレー。もちろん美味しかったです。1年後にまた食べたいなぁ。
今回はここまで。次は鳩間島散策からサンセットまで。
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