突然ですが、2024年9月夏休み・八重山の旅の旅行記を始めます。
このブログを始めたのが2022年。2015年から通い始めた八重山諸島の旅行記を当時の記憶を頼りに時空を遡って書き綴ってきました。 でも交通事情などは最新のものを早めに書いた方がいいし、感動が冷めないうちに書いた方が文章に想いが乗る気がします。
とういうことで、2018年宮古島の旅行記は途中ではありますが、2024年9月夏休み・八重山諸島の旅行記をはじめます。
今年は八重山諸島に通い始めて10年目。今までの経験を活かし、過去一最高の旅になりました。
2024年9月八重山の旅のコンセプトは、
海に全振り&リラックスモード全開!『西表島ホテルで過ごす10日間 鳩間-西表間癒しの海の旅』
2024年9月夏休みの実況はコチラ↓
優柔不断ノロノロ台風10号により見通し立たず
2024年の旅のはじまり。それは優柔不断ノロノロ台風10号の行方からでした。 台風10号は出発前日まで愛知に直撃コースで、至る所で交通機関が麻痺。飛行機までもが振替対象便になっていました。
さらに、八重山諸島沖には熱帯低気圧がいくつも発生🌀半ば今年の旅行を諦めていましたが、翌朝になると🌀ルートがコロっと変ったため、思い切って決行することにしました。
- 家から駅までの名鉄バス→通常運行○
- 駅から金山駅までの電車→本数を減らしてるけど無事に到着○
- 金山からセントレアまでの名鉄電車→本数を減らしてるけど無事に到着○
よし!セントレアまで着いた!!ここまで来れは後は飛行機が飛ぶだけだぁ~ 。セントレアまでの道中が既にドキドキの旅でした。
ちなみに、360円だったミューチケット(特急電車の指定席チケットのこと)は、450円に値上がりしていました。世知辛い。
空港に到着して手荷物を預け、デッキに出てみると思い雲と強い風。 飛ぶ予定なので良しとしましょう。 結果、定刻通り出発して2時間半ほどで石垣空港に到着しました。
2024年9月現在 八重山諸島の交通事情
セントレアー石垣島の航空券
2024年9月現在、セントレアー石垣島の直行便はANAしかないようです。
以前はJALやピーチも直行便を出していましたが、ピーチの直行便は完全になくなり、JALについては夏休み・年末年始・春休み(3月後半)で直行便を出しているようです。
乗り継ぎであれば、石垣島に就航しているANA・JAL・ピーチを他の航空空会社と組み合わせることで、石垣島まで到着することができます。
しかし、乗り継ぎは結局1日かかってしまうので、オススメはしません。 乗り継ぎをするくらいなら、旅行日程を1日減らして、高くても直行便を利用するのが得策。
2024年9月現時点のオススメは、『ANAで数か月前(スーパーバリュー75など)から、お値打ちなチケットを購入する』日程が決まっていればの話ですけれどね。
LCCなどの格安航空券について
以前、LCCが数社就航していた頃は、大手航空会社の半額以下の料金でチケットが取れるなんてことがザラにありました。
私も何度かLCCを利用したことがありますが、結論を言うと『オンシーズンの八重山旅行にLCCはオススメしない』です。
夏の八重山地方はどうしても台風は避けられないもの。しかも、台風が『来る』のではなく『出来る』地域でもあり、帰ろうとしてた当日に台風が発生して欠航になったりもします。
そうした場合、JALやANAであれば必ず無料で振替ができ、手続きが分からない場合には電話やメール、窓口対応をしてもらえます。
しかし、LCCの場合には
- そもそもいかなる事情でもキャンセルできない
- 不可抗力の場合はキャンセル可と書いてあっても・・・
- 払い戻し手続きの料金がべら棒に高額だったり、
- 手続きが非常に複雑かつ対応期間が短かったり、
- ヘルプセンター的なものがないor非常に分かりにくい
- キャンセル後の振り替え対応がなく、新規で航空券を取り直さなければならない
といった感じで、『何とかキャンセル料を払わず、直近の高額な航空券を全額支払わせる』という魂胆があるのでは?と感じさせるような条件だからです。
行きも帰りも何事もなければいいですが、私はLCCを利用することは二度とありません。
石垣島から西表島への交通手段
石垣島から八重山諸島の離島である西表島への手段は
- 石垣島空港~離島ターミナルはバス
- 離島ターミナルから西表島(上原港・大原港)までは高速船
になります。
①石垣島空港~離島ターミナル
バスが2種類『カーリーバス』と『東(あずま)バス』ありますが、両方とも離島ターミナルに行くので安心。料金や所要時間に若干の差がありますが、時刻がずれているので、とにかく『空港に先に来たバスに乗る』で良いと思います。
カーリーバスは離島ターミナル直行便で主に観光客が利用するのに対し、東バスは路線バスなので、集落内のバス停に停車し、島民の方の足として利用されています。観光客も東バスに乗ることができます。
料金と所要時間
- カーリーバスが500円(30分)
- 東バスが540円(35~40分)
渋滞等により若干の誤差があります。路線バスのため、東バスの方が若干時間がかかると思った方が良いです。
②離島ターミナルから西表島(上原港・大原港)
離島ターミナルからは八重山諸島の離島である竹富島・小浜島・西表島・鳩間島(西表島経由)・波照間島への高速船が出ています。
西表島は『上原(うえはら)港』と『大原(おおはら)港』という2つの港がありますが、今回は西表島ホテルに行くので上原港。
上原港の方が民宿やホテル、ツアー会社も多いので、大原に宿を取っている人でない限り、上原港に向かう観光客がほとんどだと思います。
船会社は安栄観光と八重山観光。以前は共同運行でどちらのチケットを購入してもどちらの船にも乗ることが出来ましたが、今はそうではないので昔を知っている人は注意。船の時間も安栄観光と八重山観光では違います。
料金と所要時間
- 石垣港–上原港 片道2,690円(1時間)
- 石垣港–大原港 片道2,060円(50分)
大原航路の方が少しお値打ちで、所要時間も短い。そして、大原航路のほうが穏やかで欠航が少ないのも事実です。
アクティビティの開催拠点が近い上原港。観光客には利用しやすい港である反面、強い北風により特に冬は欠航しやすいのです。
上原航路が欠航した場合
特に帰りに注意したいのですが、上原航路が欠航した場合、上原港から大原港までのシャトルバスが出ます。
料金はシャトルバスの料金も合わせて2,690円。石垣港–上原港と同じというわけです。ちなみに所要時間は50分ほど。シャトルバスの出発時刻は上原航路欠航時、大原港からの船の時刻に合わせて出してくれます。
西表島 上原港からホテルまで。
今回泊まったのは『西表島ホテル』
西表島ホテルは上原港からホテルまでの無料シャトルバスを船の時間に合わせて出してくれています。 上原港周辺にはたくさんの民宿やホテルがありますが、大抵の場合は送迎があると思います。
先にも述べましたが、上原港周辺には海のツアー会社もたくさんあり、上原港から出発するツアーは大抵、上原地区の民宿やホテルには送迎してくれます。
ですが、宿が大原港周辺の場合、上原港から大原港までは車で50分くらいかかるため、送迎ではなく自力で上原港まで来なければならない可能性が高いです。だから、宿を上原にするか大原にするかで、遊び方が大きく変わってきます。
西表島ホテルは『一休.com』や『楽天トラベル』からも予約することができます。
無事に到着
出発時はどうなるかと思いましたが、何とか石垣空港まで到着することができ、その後のバスも船もシャトルバスも何も問題なく、無事に西表島ホテルに辿り着くことが出来ました✨
到着した八重山は今までの悩みは何だったのかと思うほど常夏。
結局、10日間の全日程ほぼ晴れ。ベタ凪とまではいかず波の高い日はありましたが、移動日を除く8日間のうち、7日間は海に出ることが出来ました。
その様子はおいおい。
今回は交通事情をお届けしました。次はいよいよ出発編。
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