この日は午前中に星砂の浜、午後からクーラの滝カヤックツアーに行き、大満足の1日。
でも、まだ1日は終わりません。初めてのホテル『ニラカナイ西表島』を探索したら、月が浜からサンセットを眺めます。刺激の多い1日、今日の終わりはどうなる?!
3日目夕方 ニラカナイ西表島の探検
ホテルに戻ってゆっくり?!
今回のホテルはニラカナイ西表島(現西表島ホテル)。南西楽園リゾートという会社が経営していたころのホテルです。現在の西表島ホテルは星野リゾートの経営になっていますが、内装はニラカナイのころと変わっていません。
カヤックツアーから帰り、部屋でゆっくりするかと思いきや、そんな時間はもったいない。ホテルの探検です。
レストラン&バー
当時、ホテル内にはメインレストランのほかに、フレンチや鉄板焼きなどのレストランがありホテル内でも日替わりで食事を楽しむことが出来ました。
さらに、現在フリードリンクスペースになっている場所は夜になるとオープンするバースペースで、ちゃんとバーテンダーさんがいて、フレッシュフルーツのカクテルなどを作ってくださいました。
レストランとバーがなくなってしまったのが、私にとっては本当に残念。星野リゾートになってからもとても良いホテルに変わりないのですが、当時が名残惜しいです。
プール・アクティビティーデスク
レセプションの奥にはプールがあり、その奥には月が浜が広がり、ここでサンセットが眺められます。レセプション横にはアクティビティーデスクも併設され、ホテル直営のツアーや外部ツアーとの提携など、様々なツアーの予約ができます。
プールですが、真夏は結構便利です。海のツアーから帰ってくる際、このホテルであれば大抵送迎が付いており、水着のままホテルまで送迎してくれます。部屋に行く前にプールでひと泳ぎして塩抜きをしてから部屋に向かうと、部屋の中やお風呂が潮臭くならないです。
プールは子供たちが豪快に遊んでいますが、それが気にならなければプールサイドで本を読むのも良いと思います。
ショップ
また、ショップが併設されており、お土産やお菓子・日焼け止めなどの日用品を購入できるようになっています。
ここで良いなと思ったのは、ラッシュガードやビーサンなど、メーカーの海用品が購入できるところ。
定価ではありますが、この土地に馴染むものを厳選して販売しているようなので、購入して失敗することが少ないです。旅行中に購入して使用し、来年以降の八重山旅行セットに組み込むようになりました。
ペットボトル
大きく変わったのがペットボトルです。これは離島の大きな問題だと思いますが、離島には漂流ゴミも含めてペットボトルのゴミ問題が深刻です。
これを受けて、現在は西表島ホテル内でのペットボトル飲料水の販売・提供がなくなっています。
ニラカナイの部屋には1リットルのペットボトルの水がサービスとして置いてあり、自分でビーチに遊びに行くときには、飲み終わったボトルに体の潮を流すように水道水を入れてビーチに持って行っていました。
これは仕方ないのかな。
ホテル前のビーチ『月が浜』
そして、何といってもこのホテルは立地です。ホテル前が月が浜というビーチになっています。客室から徒歩1分程度でビーチに出られます。
月が浜は西を向いているため、ビーチから水平線に沈む夕日を毎日眺めることができます。後述しますが、初めてのこの夕日に感動し、このホテルの総合的な良さから毎年通うようになります。
ちなみに、大自然の中のリゾートホテルの良さをまとめてみました。こちらも参考にしてみてください↓
3日目夕方 月が浜のサンセット
さて、ホテルを一通り探検して、サンセットに向かいます。今は、サンセットの時間に合わせてハッピーアワーが組まれていますが、当時はありませんでした。
急いでビーチに向かいます。
客室から徒歩1分で月が浜に到着。サンセットに間に合いました。良かった~。この日は雲が多いですが、太陽の光の道も見ることができました。最高!!
沈む瞬間まで目を離せません。日焼けとか小さな虫とか、職場の悩みとか、この時ばかりはどうでも良くなりました。1日の終わり、この島は自分に元気を与えてくれる島だと思いました。
太陽が完全に沈み、部屋に戻ろうとしたとき、今度は夕焼けが始まりました。うなりざき方面の北の空には大きな入道雲も出ています。
夕焼けと入道雲の競演。過去の写真を選び旅行記を綴る今も感動しています。
今日のサンセットはこれで終わり。本当に素敵な時間を過ごさせてくれました。
来年も絶対に来よう。
まとめ
初めてのニラカナイ西表島。ただのリゾートホテルですが、大自然との共存を考えられているホテルだと思いました。
大自然の偉大さと文明の利器の両方に感動し、贅沢な時間を過ごしています。
感動冷めやらぬまま翌日を迎え、次の旅行記では再度、鳩間島のシュノーケリング。西表島を後にします。
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