2024年9月八重山の旅のコンセプトは、
海に全振り&リラックスモード全開!『西表島ホテルで過ごす10日間 鳩間-西表間癒しの海の旅』
今回は、西表島ホテルの紹介を体験談を含め、特記すべき事項を記載します。
前回の旅行記、旅行日程と1日目移動についてはコチラ↓
西表島ホテルってどんなリゾートホテル?
上原港からホテルまではホテルの無料シャトルバスで5分ほど。エントランス前まで着けてくれます。
サンセットスポットである月が浜に隣接する、ここ『西表島ホテル』は、リゾートホテルの位置づけ(おそらく)で、部屋の作りはリゾートだし、ハッピーアワーなどのイベントもあります。ただし、西表島の自然環境に配慮したホテルでもあるので、普通のリゾートホテルを想定していると少し拍子抜けします。
正直なところ、???と思う点もありますが、総合的に見ると、西表島に遊びに来た時の宿としては一番お得で効率的・効果的だと思います。施設・サービス・価格に大幅な変動がない限り、私は利用し続けると思います。
特記したい事項はザっとこんな感じ。
- アメニティはほぼナシ
- バスはセパレート&バスタブ付き
- 掃除は最低限
- ランドリーは洗剤使用不可(オゾン洗浄)
- プールは虫対策が必須
- 部屋-月が浜の動線が完璧
- アクティビティは初心者向け(レンタカー・サイクルあり)
- 緊急避難的対応あり(薬など)
- ショップは地元の名産品も
- フリードリンクは24時間対応
- ハッピーアワーあり
- フリー学習コンテンツ『世界遺産の学校』
- フリーアクティビティ『ガイドウォーク・マングローブストレッチ』
- レストランは1つ。メニューは単調
- シャトルバスの運行は船の出航時間のみ
- 充電設備・Wi-Fiはまぁまぁ
- アクティビティ以外は西表島ホテル内で完結
では説明していきます。
アメニティはほぼナシ
部屋に用意されている消耗品はこれだけ
- タオル一式
- ルームウェア
- ティッシュペーパー、トイレットペーパー
- 万能ソープ1種類
- 水差しに入った水
歯ブラシなどのアメニティー類は全てなし。 部屋にはボディーソープ・シャンプー・コンディショナー・ハンドウォッシュが1つになったオールインワンジェル的なものが1種類と、歯磨き用のコップがあるだけ。歯ブラシと綿棒はフロントに頼むと貰えます。
以前はフロント横にアメニティーが置いてあって、自分たちで取っていく形式でしたがそれもなくなったようです。
綿棒が欲しいとお願いすると『何本ご利用ですか?』と聞かれました笑。 『(10日間泊まるので)最低20本は欲しいですね』とはさすがに言えなかったので、私は持参したものを少しづつ使いました。 アメニティ関連は必要なものは全て持って行くのが無難だと思います。
ただ、メイクやスキンケアをしっかり行う女性は結構大変ですよね。私は髪は帰還後カット、肌ケアは帰ってから入念に行うことにして、最低限のもののみにしました。その私が思う最低限必要なものは以下の通り。
- 歯(歯ブラシ・歯磨き粉・フロス)
- 顔(クレンジング・洗顔・化粧水・乳液)
- 体(ボディ用保湿クリーム・ボディーソープ)
- 顔体用日焼け止め
本当はこれに最終日に使う用のシャンプー・コンディショナー・パック(顔・髪)を追加したいところです。下にオススメ商品の紹介も載せておきます。
やっぱりね、普通の女性からすると全てが全く足りないです。オールインワンジェル1本で頭も顔も体も、ついでにトイレに行った手も洗う、さらにグラスなどを使ったらそれも洗う。ってどんな万能ジェルよ?!って感じです。多分汚れはそんなに落ちてない。。自然環境に配慮ってそういうことです。
私は海1日ツアーに毎日参加するので、潮で殺菌・洗浄されていることや、反対に髪や肌が海水と強い紫外線にやられることも考慮に入れています。
紫外線が強いので毎日、日焼け止めを何度も塗ります。1日の最後にはしっかりと落として保湿をしっかりしたいもの。今回、洗剤類(クレンジングシートも含む)と保湿系を全て忘れた私は、帰ってからのケアでも肌や髪は元には戻っていません。皆さんお気をつけて。
オススメ商品
シェルクルール トライアルセット詰め替える必要なし。低刺激性で日焼け後の顔にも優しい。さっぱりとしっとりの2ラインあり。
さっぱりタイプ↓
キュレル ローション 乳液タイプ 220ml低刺激性で日焼け後の顔にも体にもOK。万能に使える。小分けにせずこのまま持って行きたい。
金のアネッサ絶対に焼けたくないならアネッサ。ただケアをしっかりしなければ効果弱&肌負担大
アリービーチフレンドリー処方。環境にやさしい。水・こすれに強い。今年はこれ持ってる人が結構いました。
ビオレ クレンジングシートさらさらオイルin さすが花王。アネッサも落ちる。環境には優しくないです。全身をシートで拭くのもオススメ。トラベル用ではなく、詰め替え用を持参しよう。
バスはセパレート&バスタブ付き
バスについて、トイレ・バスがセパレートで、お風呂にはバスタブがあります。常夏の島で湯舟になってつからないよって思う人もいるかもしれません(利用している人もいると思います)。
普通に湯舟に浸かるために使ってもよいですが、シュノーケリングツアー後の機材を洗うのにとても便利です。バスタブの中にシャワーで洗い流したフィンなどをポンポン入れていけるもの置き場にできます。
ダイビングのウェットを洗っていいのかはわかりませんので悪しからず。。
部屋の掃除は最低限
部屋の掃除については何もオーダーしなければ『タオルとルームウェアの交換、ゴミの回収』のみ。3日に1度?掃除とシーツの交換があります。これについてはこれだけの金額を払っているのにどうなの?!と思っています。
私はチェックイン時に全日掃除に入っていただきたい旨を伝えました。昨年、虫が大量発生して青ざめた経験があったのですが、今年は綺麗にしていただき感謝しています。
ただ、どうしても虫は入り込んでしまいます。次回は石垣島で殺虫スプレーを購入していこうと思います。
オススメ商品
アース製薬 ゴキジェットプロ鳩間島の民宿の人にオススメされ、現地でとても重宝したもの。
ランドリーは洗剤使用不可(オゾン洗浄)
ランドリーがありますが、洗剤が使えません。オゾンで洗う洗濯機(別付けで乾燥機あり)。汚れ、取れてる??
私は水着とラッシュガード以外はなるべく山用品で揃えました。水着ラッシュガードはツアー後、お風呂に入るときに一緒に水洗い(インナーのみ、謎のジェルで手洗い)してお風呂場に釣るして置き、2セットを交互に使いました。
最終日に水着などがぬれている場合には、ランドリールームから近くのプール横に水着の脱水機があります。ありがたい。
オゾン洗濯機のお世話になるのは朝晩少しだけ着るTシャツ・短パン・下着のみ。山用品は殺菌効果があったりにおいや汚れが付きにくく落ちやすい。速乾作用があるなど優れものです。一例を以下に紹介します。(持ち物については別の章で詳しく書きたいと思います。)
オススメ商品
コロンビア レディース ハーフパンツ・ショーツ ボトムス色違いで何枚持っていても使える。
ミレー (Millet) 【レディース】 Tシャツ ショートスリーブ可愛い柄のTシャツがたくさん。透けづらい色とプリントがオススメ。速乾性にたけている。
マーモット胸ポケットが可愛い。透けずらい色をチョイス。比較的肌触りが良い。
プールは虫対策が必須
夏休みは子供たちの水泳大会になるプールですが、9月の日中は大人がchillingできる場所となります。ただ、虫がすごいので、やっぱり入るならプールじゃなくて海。
プールはほどほどにして、パラソルの下で本を読むとかが良いと思います。ビーチタオル完備なのも安心。
部屋–月が浜の動線が完璧
これは私が西表島ホテルを離れられない一番の理由です。西表島ホテルの前はプールを挟んでサンセットが綺麗な月が浜が広がります。月が浜からホテルのロビーやレストランを経由して部屋の玄関まで、外から半外のような作りになっており、玄関入ってすぐにお風呂があるので、体や足がぬれた状態でもビーチ–室内を移動できるのです。
月が浜で夕日や星空を眺めた後、プール横の水道やシャワーで足や体を洗い流し、そのまま部屋に戻ったりレストラン・ショップに立ち寄るに戻ることができる。
さらに、海のツアーから帰ったときも、部屋には戻らず、海に入ったままの服装でそのままプールにドボン。ザっと塩抜きをしてから部屋のお風呂で入浴&洗濯が楽にできます。
この動線はユニマットグループのニラカナイの時から素晴らしいと思っていました。完璧です。
アクティビティは初心者向け(レンタカー・サイクルあり)
ホテルにはアクティビティデスクが完備され、ホテルから部屋付けで予約をすることができます。上原地区からスタートするツアーのほとんどを網羅しており、西表島ホテルに宿泊する客層に合わせたツアー会社をピックアップしている印象です。西表島常連のワイルドなツアーに行きたい人には物足りないかも。。
レンタカーも西表島ホテルで借りられるようです。これはとても便利だと思います。港–ホテル間はシャルバスがあるので全く時間のロスがなく、返却時の時間にヤキモキすることもないですよね。
レンタサイクル(全て電動)もありますが、4時間1500円。以前は1時間200円とかで電動自転車を借りることが出来ました。ちょっとお散歩がしにくくなりましたね。残念。
これは仕方がないにしても、4時間借りた際に、使い始めてすぐにバッテリーが半分近くに減ってしまったのは何とかしてほしいです。レンタサイクルを希望する際には、バッテリーをMAXにしてほしい旨を伝えた方がいいです。それと台数にも限りがありますのでお早めに。
アクティビティツアーをオリジナルで組みたい方へ
アソビュー株式会社が運営するアクティビティ検索サイト『そとあそび(SOTOASOBI)』を利用してみてはどうでしょう。春夏秋冬・全国のツアーを検索&予約できます。
詳しくはコチラの記事を↓
緊急避難的対応あり(薬など)
これもホテルの安心感です。酔い止め・虫刺され薬・絆創膏など含め常備薬は必ず自分で準備すべきですし、体調を整えておくことも観光客の義務です。その上で、想定し切れない体調不良時は民宿よりもホテルが断然安心です。
今回私は、フィンずれが悪化して、自分で持ってきた絆創膏がなり無くなってしまい、絆創膏をいただきました。ありがとうございました。
オススメ商品
FC防水ワンタッチパッドLお徳用12枚入全くはがれず水も染みてこず、完璧でした。
ショップは地元の名産品も
ホテルにはショップが完備され、お土産・日用品・海&山用品などが売っています。西表島の焼き物やガラス製品など、地元の特産品も扱われているので、自分でお店に出向く必要がなさそうです。
フリードリンク・アイスは24時間対応
ロビーには24時間対応(おそらく)のフリードリンクコーナーがあり、コーヒー・カフェラテ・水・熱湯・氷・紅茶のTパック、時間帯によってはジュースがあります。またシャーベットも食べ放題です。何も予定を入れない日、フリードリンクコーナーのコーヒーを飲みながらロビーやテラスから景色を眺めているだけでも、小一時間過ごせそうです。こういうのはありがたいですね。
ハッピーアワーあり
サンセットの時間に合わせて30分ほどハッピーアワーがあります。白のスパークリングワインと赤の炭酸ブドウジュース。その時々により、カットパインやおつまみなどが用意されます。
正直なところ、夕日にも星空にも飲食物は必要ないと思いますが、皆さん楽しそうにシャンパングラスと月が浜をスマホにおさめていました📸
気になったことが一つ、今年、月が浜に出た瞬間に黒ゴマの半分くらいの小さな虫(小虫(コムシ)と呼びます。)が体と髪に纏わりつきました。シャワーで軽く流すとお風呂場に落ちるくらい。部屋の中にも入っていました。これが、毎日のハッピーアワーの飲食物に寄ってきているのではないかなーと思っています。分かりませんけどね。。
フリー学習コンテンツ『世界遺産の学校』
これも私の楽しみなもののひとつ。毎日19時過ぎからロビーで『世界遺産の学校』としてイリオモテヤマネコやウミガメを題材にしたフリー学習コンテンツが開催されています。
これはニラカナイの時から開催されていて、当時は申し訳程度にしか人が集まっていなかったけれど、西表島ホテルになってからは立ち見が出るほどの賑わいを見せています。
次に紹介するアクティビティと合わせ、『西表島の継続的な自然保護』に尽力しているのだと思います。こういうところは本当にすごいなと思います。
*2024年10月1日『世界遺産の学校 カンムリワシ講座』start *
最新情報によると、10月1日からカンムリワシの講座がスタートするようです。え〜聞きたい!もう一度行こうかな笑
フリーアクティビティ『お目覚めマングローブストレッチ・ガイドウォーク』
これも朝マングローブの中でのストレッチと、ホテルの周りの動植物のガイドをしてくれるコンテンツです。お目覚めーはいつも朝起きるのが遅いので一度も出たことがありませんが、ガイドウォークはたまたま居合わせたガイドさんに声をかけられ、マングローブの説明などをしてくださった経験が何度かあります。ガイドがあるとないとでは、全然違うのでこれもオススメ。
レストランは1つ。メニューは単調だが、郷土料理あり
続いてレストラン。今回は朝夕食を全てレストランで食べました。メニューには、ご飯・味噌汁・焼き魚、パン・オムレツ・サラダなど普段食しそうなメニューに加え、ゆし豆腐や三枚肉、ソーキ、グルクンなど、地元の料理も楽しめることができます。以前はリュウキュウイノシシも食べられたと思いますが、今年は無かったです。
また、フリードリンクのアルコールにはビール(オリオン・アサヒ)、泡盛数種類があり、それを使ったカクテルなんかも作ってくれます。ワインはなし。残念。食後のコーヒー・紅茶と、ミニケーキなどのお茶菓子もあります。
西表島は送迎を行ってくれる飲食店はありますが、ホテルの中でも地元の料理を食べることができます。毎日だと若干飽きますが、そもそも沖縄以南は美食には期待しない。四季があり山川土海がある寒い地域の食材の方が絶対に美味しいです。そういう意味ではわざわざホテルの外に出る必要がないかなと思います。
そして、月が浜のサンセットと食事の時間がかぶってしまっても、中座しての両方を楽しむことが出来ます(行儀が悪いですが)。予約がいっぱいになることもないし、移動も同じ建物内だし、虫はいないし、私はホテル以外で食べることは考えられませんでした。
シャトルバスの運行は船の出航時間のみ
ホテル–上原港はシャトルバスが出ています。以前は数分おきに出ていて、港近くの売店に買い物に行くときや単独で鳩間島に行くときの上原港までの足として使っていました。
今は基本的にはチェックインとアウトしか乗れないと思っておいた方がいいように感じます。結局、レンタカーかレンタサイクルを手配してくださいねってことだと思います。
充電設備・Wi-Fiはまぁまぁ
部屋にはコンセントがありますが、多くはないです。ツインを一人で使う分には、申し分ないですが、2人以上の場合はハブを持ってきてもいいのかな。。Wi-Fiは飛んでいます。まぁまぁって感じ。飛んでいなかった時代もありましたが、あれはいい意味で下界との通信手段が遮断されたのでよかったかな。
アクティビティ以外は西表島ホテル内で完結
以上、特記すべき事項をダラダラと書いてきました。総じて、西表島ホテルは居心地が良いです。
アクティビティは少し物足りないので、自分で外部の業者さんを手配した方がよいですが、それ以外については宿泊費をケチらずにホテルを思う存分利用してはと思います。時間効率が非常にいいですし、体験を成果として捉えるならば、生産性も高いと言えるでしょう(←誰?)。
『全て星野リゾート内で完結できるじゃん!』なんて、まんまと星野リゾートの策略にハマっているのでしょうが、それはそれでいいのです。星野さんの掌の上で踊りましょう。
西表島ホテルが大好きだー!!!みたいなことを書き綴りました。ただ、大自然の中のリゾートはそれだけで最大級の贅沢ですし、衣食住は普段に近い生活をしながら、西表島の大自然を楽しみたい方には本当にオススメのホテルです。
予約は『一休.com』や『楽天トラベル』から可能です。
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次は、1日目ホテル到着~星空観察です。
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