台風と台風に挟まれた夏休み
2022年9月、今年も夏休みに八重山諸島に行ってきました。
当初は9月1日、旅費が下がったタイミングで行く予定でしたが、台風が八重山諸島を直撃しており、飛行機も飛ばず(結果的に私の予約してたpeachは飛びましたが)、船も欠航していたため、台風が過ぎ去ったタイミングに日程をずらしての旅行となりました。
台風の影響が弱まり、午後から定期船が動き出したタイミングで、運よく乗ることができ、出発初日に西表島に到着することができました。
ただ、台風直後の定期船は大揺れ。船の中では『キャーキャー』と楽しい悲鳴が聞こえていましたが、揺れが大きくなるにつれ、みんな下を向き始めました。今回はアネロンとトラベルミンのお陰でリバースせずに済み良かったです。
到着翌日、これも運よく、ツアー会社さんがツアーを決行してくださり、鳩間島・西表島の綺麗な海を見ることができました。ありがとうございます。
今年は台風が少なく、サンゴの白化が心配されており、今回の台風は『恵の台風』だったわけですが、サンゴの白化と台風により折れてしまったサンゴがたくさんありました。
白化してパステルカラーになったサンゴは、それはそれで綺麗です。ただ、また元気な珊瑚たちが育ってほしいなと思います。
そうそう、台風直後はツアーを決行するツアー会社さんが少なかったせいか、濁りが多かったせいか、いつもよりも魚影が濃かった気がしました。いつもなら見られない大きな魚(アジアコショウダイ?チョウチョウコショウダイ?)の群れや、ロウニンアジ、ホワイトチップも見ることができました。
晴天のベタ凪もいいけれど、台風直後もこの時しか見られない景色が見られてgood!
いつもは毎日ツアーに出っぱなしですが、今回は1日ホテル周辺を散策するような、のんびり過ごす日も作りました。月が浜を散策し、干潮時には浦内川の河口まで歩いていって、マングローブを観察したり、ホテルのショップでお買い物をしたりカフェスペースでのんびりしたり。
夕方からハッピーアワーが始まり、シャンパンを片手に月が浜から夕陽を見て、夜には『やまねこの学校』や『世界遺産の学校』という西表島を学ぶプログラムが毎日行われます。1日ツアーを入れない日があっても十分楽しめました。
そして、西表島の夏の日差しはフラっと外出できない暑さです。だから、『天気が優れない』という日は結構貴重でした。日差しが出ていないからこそ散策をしてマングローブをゆっくり見ることができました。
心残りは船浮より西の奥西表のツアーに参加できなかったこと。実は1日ツアーを入れていましたが、次の台風が発生して中止となってしまいました。来年以降の旅で行けたらと思います。
翌日の奥西表のツアーの中止の連絡があり、台風の進路を見ていると、どうやら翌日に島を出なければ向こう一週間、島を出ることが出来なさそうです。泣く泣く、当初の予定を2日ほど早く切り上げて帰ることにしました。
結果的に、2つの台風に挟まれた2022年9月八重山の旅。珊瑚の白化やぐずついた天気、海のコンディションも良くなかったですが、それでも西表の大自然に心癒され、1年で一番良い思い出ができました。
2022年9月八重山諸島の旅行記は、過去のものから順に書いていく予定です。次は2017年の旅行記。いつになったらリアルタイムで書けるようになるんだ?!
マイペースに書いていきます。最後の写真はバラス島↓とりあえず、今日はこの辺でおしまい。
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