2024年9月八重山の旅のコンセプトは、海に全振り&リラックスモード全開!『西表島ホテルで過ごす10日間 鳩間–西表間癒しの海の旅』
今回は、3日目午前中の大満足ツアー後、鳩間島散策と本気シュノーケリング後編をお届け♪
3日目朝の『月が浜』での自然観察と、待ちに待った鳩間島周辺で本気シュノーケリング前編の様子はこちら↓
鳩間島で昼食
午前中、2ポイントで遊んだ後は鳩間島の港でランチです。ランチの準備ができるまで港周りを少し散策します。
いとま浜ターミナルは『お暇します』の『いとま』からきています。
『時間のある時に立ち寄ってね』という意味で、以前ツアーでお世話になっていた鳩間島の船長が名づけたそうです。
こんなに美しい宝石のような島なのに、飾らない名前が大好き。
これはアダンの実。パイナップルに似ていますが、似て非なるもの。アダンは『タコノキ科タコノキ属の常緑小高木』で、パイナップルは『パイナップル科の多年草』だそう。
パイナップルは生でも食べられるけれど、アダンは食べられない。居酒屋で素揚げにして提供しているのを見たことがあります。おいしいのかな。。
そうこうしているうちにランチが出来あがりました。今日のランチはカレー。ゴーヤ入り。
いつも温かい食事を短時間で用意してくださるので本当に嬉しいです。船長・奥様、ありがとう。
フリータイム 鳩間島散策
ごはんを食べたら、1時間ほどフリータイムがあります。今日は少し雲が多いので、こういう日は集落を散策します。炎天下だと暑すぎて歩けないからラッキー。
今年から、鳩間島に新しくカフェがオープンしたそうです。島バナナを使ったシェイクが売りだそうなので行ってみます。
外見こそプレハブ小屋ですが、店内はワイルドな鳩間島には似つかわしくないかわいい雰囲気。絵はオーナーさんの趣味かな。
島バナナシェイク750円。値段はびっくりですが優しい甘さでおいしかったです。ほかにもオーガニックのカカオやナッツのタルト、コーヒー、食事も全てオーガニックにこだわっているようでした。
久しぶりの鳩間島です。今日は小中学校前の浜までいってみようかな。
浜の近くの桟橋。みんながよくSNSに上げているのは、港から見て屋良浜方面の大きな桟橋。これは港を挟んで反対側の小さな桟橋です。
小学校前の浜。ここから入っても少し珊瑚がありそうな雰囲気です。そろそろ午後の部に向けて出航の時間。港に戻ります。
港に戻る道中、郵便局横の広場の奥に広がる海の景色が必ず目に留まります(音楽祭を行うステージの場所ではないです)。
初めて訪れた2015年からここの景色が好きですが、当時はまだフクギの木は小さく、日がさんさんと差し込む広場でした。
今は、大きく枝を広げ、木陰で一休みできるような場所になっています。
2015年夏休みの様子はコチラ↓
ささっと写真を撮って、港に急ぎます。集合時間に遅れたらおいていかれちゃう!でも、ここなら置いていかれても良いかも・・・(置いていかれることはありません)。
ツアー開始
午後からのツアー開始です。泳ぐぞー。
バラス島上陸
午後イチはバラス島から。
バラス島は珊瑚の死骸が集まってできた島です。なぜこの場所に集まってくるのは謎。ここ八重山郡竹富町とオーストラリアにしかないそうです。
以前はもっともっと大きかったのに、もう少しでなくなってしまいそうですね。
2016年のバラス島の様子はコチラ↓
空と鳩間島、その前に広がる海に浮かぶバラス島。とてもきれいな景色です。
私からすると、鳩間島–西表島間は全てがベストポイントです。
ポイント3 カメ🐢
次は亀のポイント。この鳩間島周辺には『アオウミガメ』『アカウミガメ』『タイマイ』という3種類のウミガメが生息しており、シュノーケリングではアオウミガメとタイマイの2種類の亀を見ることが多いです。
今日は会えるかな~。船長が目星をつけて、全員で捜索に出かけます。
今回は浅瀬で食事をしている亀を見に行きます。場所によっては水深1mくらいの場所もあり、地面におなかを擦らないように頑張って泳ぎます。
遠くに目標を発見!(私が発見したわけではなく、船長が発見しました)アオウミガメがいます。
かわいい。アオウミガメは甲羅の湾曲が大きく、顔もチャーミングです。
甲羅がとても綺麗です。藻に貪りついていたりこっちを向いてくれたり、息継ぎをしに水面に上がってきたり、人を怖がることはありません。
カメを探しに行こうとした時、一緒に参加していた某国人さんが、水中スクーターでカメを追いかけ回してガイドさんに怒られていました笑
『カメをびっくりさせないように餌を食べ始めるまで近づいたらダメ。皆んなで見ましょう』と普段とても優しいガイドさんにあれだけ言われたのに『あんた、さっきの話聞いてたか?』と心の中で問いかけました。
大人になってあんなに怒られている人、久しぶりに見たわ。刺激的。
それはそうと、私たち島国育ちの慎ましい日本人は、こんなにも価値観が違う人種と、競いながら生きていかなければならないんだな。頑張るわよ。
ポイント4 イソバナ&デバ・アカネハナゴイ
本日最後のポイントは私の好きなイソバナポイント。
イソバナは真っ赤な扇状のソフトコーラルです。普通は水深が深く、流れのある場所に群生するので、シュノーケリングで見られることは稀です。
ここには奇跡的な条件が重なり、見ることができます。
ここも、流れが早い日などは危ないので行くことはできないのですが、船長の判断で連れてきてもらいました。やったー!ありがとうございます。
そして、イソバナポイントはデバスズメダイとアカネハナゴイのポイントでもあります。隣り合っていて、観光客でも泳いで行けるくらいです。
エダサンゴ畑(死にかけているけれど)と海の青に、アカネハナゴイの赤が生えて、他の魚たちも一緒に泳いでいる光景は、なんとなくパワーをもらえる気がします。
もう一度、言いますが、私、イソバナが大好きなんです。
ガイドさんについて、みんなで泳いでいって、少し見たらデバ・アカネハナゴイポイントでフリータイムなのですが、どうしても、もう一度イソバナが見たい。
『イソバナ、見に行ってきてもいいですか?』一言断って、イソバナポイントに戻って写真を撮りまくりました。だって、シュノーケリングだとここでしか見れないんだから!!
水深が深く流れも速いですが、頑張って潜ってカメラを構えます。
船長が写真を撮ってくれるのでもらえばいいのですが、自分で撮ることに意義がある(あ、船長の写真もいただいています。自分のより全然素敵なので)。 頑張りました。
今回の10日間の旅(ツアーは6日間)で、このポイントにこれたのは今回1回だけ。この先は海が荒れて、後半は天気も微妙になりました。本当にラッキーだったと思います。連れてきてくださった船長、ありがとうございました。
ポイント4 番外編 これはなんだ?!
イソバナも魚たちもたくさん見て、船に戻ろうとしたとき、珍しい生物を見つけました。これはなんでしょう?
正解は『イカ』。アオリイカだそうです。
鳩間島の港近くの浅瀬には、この時期になると『ミジュン』や『パラダ』というイワシみたいな魚の群れがやってきます。
それを狙いに『クブシミ』と言われるコウイカ?の仲間がやってくるのですが、これはアオリイカ。クブシミよりずっとスマートでカッコいいです。
では、これは何でしょう?
正解は『ウミヘビ』ひぇ~。ハブの何倍も強い毒を持っているそうですが、何もしなければ襲ってくることはありません。
これで今日のツアーは終了。最高。これでなくっちゃ!当たり前のように、明日のツアーの予約も入れて、ホテルに送迎してもらいました。
サンセットまで書きたかったけど、書ききれない。
次はツアー終わりの夕食~旅のアレコレ ↓
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