前回の旅行記、2016年9月八重山諸島の旅2回目、出発編はこちら↓
石垣島空港に着いた足で、小浜島散策に出かけます。
1日目 移動+小浜島散策
まずは、小浜島の紹介から。
伝統文化が受け継がれるちゅらさんの島
八重山のてんぶす(へそ)といわれる小浜島。大岳(海抜99メートル)からは、与那国島を除く8つの島々が見渡せる最高のロケーション。NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台として全国的にも有名になっている。
サトウキビ畑が続く道・シュガーロードを風を受けながらのサイクリングも心地いい。集落には赤瓦の民家が数多く残り、昔ながらの織物が受け継がれ、行事がしっかりと継承されている。
2007年、盆、結願祭、種子取祭の芸能が、国指定重要無形民俗文化財に指定された。海人の多い集落、細崎からは西表島が目の前に広がる。
滞在時間1時間!レンタサイクルで1周
実は、愛知を出発したのがお昼前なので、小浜島に到着するころには15時を回っています。
そのため、石垣島への最終の船まで約1時間半、観光に使える時間は賞味1時間です。なぜ、こんな無謀な計画をいつもしてしまうのでしょうか。。
今日はとにかく時間がありません。レンタサイクルのおじさんに紹介してもらった、オススメスポットをパパっと回ることにしました。
ミッションは大きく分けて3つ
- 小浜島が見渡せる展望台に行く
- マングローブ林を見る
- はいむるぶしを偵察する
シュガーロードはサトウキビは収穫済み、ちゅらさんのロケ地とかは、もうどうでも良かった(ごめんなさい)。というか、諸事情により入れなくなっていました。
ということで、出発!!
ちなみに、離島でのレンタサイクルは有無を言わさず、電動自転車を借ります。どんなに平坦な道であっても、絶対に電動自転車です。こんなところで旅費をケチっても仕方ありません。
まずは展望台へ
小浜島は集落を外れると、こんな感じの景色の中を走ります。
レンタサイクルのオジサンにもらった地図を頼りに展望台への入口を見つけ、階段を上ります。
これが結構キツイ。でも時間がないから急ぎます。頑張って上った先の景色がコレ↓
赤瓦の家(宿泊施設かな?)と畑、その奥には遠浅の海が広がります。とても綺麗な景色。
奥に見えるのはカヤマ島だと思います。
嘉弥真島とは
西表石垣国立公園に属する周囲2.5km、標高19mの小さな無人島。
カヤマ島では、約500匹の野生ウサギと天然記念物の「オカヤドカリ」、石西礁湖と呼ばれる周囲の海では、約400種類のサンゴと色とりどりのトロピカルフィッシュが生息し、日本最大のサンゴ礁を形成しています。
三和トラベルさんホームページより 詳しく紹介しています。
今回調べるまで知りませんでした。ウサギや鶏がいるみたいですね。ファミリーには楽しそうです。
次は、マングローブ林へ
展望台を後にして、マングローブ林へ向かいます。
ちょうど干潮?だったのか、地下茎が見えています。カヌーでマングローブ林を進むツアーでオヒルギとメヒルギの違いを聞きましたが、忘れました。
つんつん出ているのが、マングローブの芽。これが大きくなって葉っぱが生えてきます。
マングローブの豆知識
マングローブは海水の中でも生きることができます。海水は塩分濃度3%程度。料理の味付けでちょうどよい塩分濃度は1%弱ですから、相当高い塩分濃度と言えます。
ちなみに人の血中塩分濃度も0.9%と言われています。人を食べたら美味しいのかな?(※ 人は家畜と違い、雑食なので美味しくないはず。)
マングローブは地下茎と言われる根のような『茎』を地面に張り、地中の水分や養分を吸い上げて成長します。
ただし、この時、大量の塩分も一緒に吸い上げてしまうわけです。この塩分は幹や枝を通して葉っぱに運ばれます。
そして、塩分が貯蔵されると葉っぱは、黄色くなって地面に落ちます。
こうして、マングローブは水分や養分と一緒に塩分を吸い上げて、葉に集め、最後は切り落として塩分を排出しています。
過酷な環境でも生き延び、そして、繁殖力も強い。見習いたいものです。
細崎へ
1時間しかないので、先を急ぎます。
自転車を漕いでいたら海が見えてきたので、浜に降りてみます。
素敵なビーチがありました。
おそらく、細崎という、小浜島の西のビーチに来たのだと思います。とっても綺麗ですが、時間がないのではいむるぶしへ急ぎます。
はいむるぶしを偵察
はいむるぶしで、ちょっとしたお土産を買おうと思ったのですが、残念ながらショップは閉まっていました。
敷地が広く、皆さん、カートで移動していました。やっぱりこの島はファミリーに人気だろうなと思います。
起伏も少なく、近くにウサギの島もあって、敷地の広いホテルもある。のんびりしています。
港へ急げ!
もう、船の出発時刻まで時間がありません。最終便を逃したら、初めて来た離島で野宿決定です。
途中、集落に迷い込んでしまった時には、もうダメかと思いました。
何とかレンタサイクルのお店を見つけて、自転車を返却し、港に着きました。
やり切った感満載で、写真を撮っています。
さよなら〜、小浜島。
石垣島の居酒屋で食事
小浜島から石垣島に戻り、食事です。
この日のメニューは
- シークァーサーの酎ハイ
- もずくの天ぷら
- グルクンの天ぷら
以上です。1人の時のご飯、本当はいろんなメニューを頼みたいですが、食べきれないのでこんな感じになってしまいます。
まとめ
今日は移動とその足で小浜島に向かい、1時間でサイクル観光。やり切りました。
感じたこと
- 小浜島はファミリーの島。
- マングローブは西表島で。
- 島の偵察なら1時間プラスαで十分かも。。
最後はちょっと語弊があるかもしれませんが、今回、小浜島という島が、どんな島かを知りたくて来ました。
私は西表島や石垣島のような起伏に富む、ダイナミックな地形の島が好きだし、ハウスリーフ自体も八重山の他の島々と比べると良くありません(目が肥えてしまってます)。
私の一人旅リストからは外れました。
ということで、1日目は終了!次の日は波照間島リベンジに向かいます。
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